医療保険マニア

保険業界勤務の医療保険マニアが本音を呟きます。

特別条件(部位不担保)が付くかどうかを見分ける方法!妊娠中に申し込む場合は要注意

健康体向け医療保険を申し込みをした場合、「条件なしで引き受け」「条件付きで引き受け」「謝絶」のいずれかの審査結果となります。

この中で一番良いのは、条件なしでの引き受けですね。

申し込みしたときの保険料で、一切条件が付かずに加入できました!という凄くハッピーな状態です。

若年層だと条件付かずに引き受けという方は結構います。

「謝絶」というのは、審査した結果引き受けできませんという保険会社からのお断りです。謝絶となるケースで多いのは「体況上の理由」によるもの。直近で入院・手術をしていたり、大きな病気を抱えていたり様々。これに関しては長くなるため別記事で解説していきます。

今回のテーマ「特別条件付き引き受け」にはいくつか種類があります。「割り増し料金で引き受け」「一定期間給付金削減」「部位不担保」の3つが考えれます。

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経験上一番多いのが部位不担保です。通院、入院、手術歴等がある部位に条件が付くというシンプルなもの。

ざっくりと説明すると、白内障で治療中の方は「目」に大腸ポリープで経過観察中の方は「大腸」に変形性膝関節症で手術歴がある方は「膝」に部位不担保が付くといった感じ。

部位不担保の条件は保険会社によってまちまち。緑内障・変形性膝関節症は多くの保険会社が全期間の不担保とすることが多い印象。

部位不担保が付くかどうか見分けるのは簡単です。

ここまで見ていただければわかると思いますが、何かしらの病気・ケガで治療中・検査中・経過観察中・直近で入院・手術経験ありといった場合、その部位に一定期間の不担保条件が付くことが多いです。

高齢者だとほとんどの方が部位不担保が付きますね。謝絶判定がでることも多いです。

また、妊娠中の方はまず間違いなく不担保が付きます。妊娠・分娩に伴う異常には一定期間保障が出ませんといった感じです。

帝王切開の可能性があるから医療保険に入っておこう!と考える方は非常に多いのですが、残念ながら特別条件が付きます。審査結果を見て、不担保付くなら入るのやめた!という方が多いので強調しておきます。

もしも妊娠・分娩に伴う異常でも保障を受け取りたいのであれば妊娠前に保険に加入する必要があります。その場合でも過去に、子宮筋腫子宮内膜症などの病気を経験されている方は、加入後一定期間不担保が付く可能性があるため注意する必要があります。

 緩和型医療保険も視野に入れたほうが良い

上記はあくまで健康体用の医療保険の話です。持病も含めて保障ができる、部位不担保が付かない緩和型医療保険を販売している保険会社も多くあります。

複数の部位に不担保が付くくらいであれば、不担保が付かないタイプの保険のほうが良い!と考えることもできます。

緩和型医療保険を選ぶ際の注意点は下記の通り。

①(健康用に比べると)料金が高く保障が少ない。

②保障の削減期間を設けているケースがある。

③(健康用に比べると)年齢制限が厳しいことが多い。

こんなところでしょうか。

1年間保障が半分という期間を設けていたり、20歳以下の方は申込できませんという制限を設けていたり不利益事項は保険会社それぞれ異なります。

基本的に健康体向けの医療保険に入れるのであれば、健康体向けをおすすめします。しかし、健康状態によっては緩和型医療保険を案内することもあります。

ここの選択は中々難しい。

私であれば健康体向けでありのまま告知して、条件が付いた場合には条件次第で加入するかどうか判断します。

基本的に条件が付く場合は、その条件を承諾するかしないかの書面が届くことがほとんどです。納得せずに書面を返送せず不成立となることも多々あります。

条件に納得できなければ、緩和型医療保険で申し込みをするという選択もあります。

実際どのような不担保が付くかどうかは申込書を出してみないと分かりません。しかし、保険会社のコールセンターで問い合わせをしてみると、ある程度の目安を教えてくれるケースも多いです。

その際は、「診療開始時期」「入院・手術の有無」「入院・手術をした時期」「現在の状況(治療中・検査中・経過観察中・完治など)」を伝えると明確な回答をもらいやすいです。

これだけ長文を書いた結果が、コールセンターに聞いて!!という結論で申し訳ございません、、、。

ただ、これが本当に便利なんです。

一番手っ取り早く分かりやすい回答をもらえることが多いんです。

 部位不担保が付くかどうか気になるという方は絶対に聞いたほうが良い!

私だったら確実に問い合わせます。

後悔しない選択をしてください。

注意していただきたいのは回答結果はあくまで目安ということ。保険会社によっては回答が出ないケースもあります。