医療保険マニア

保険業界勤務の医療保険マニアが本音を呟きます。

医療保険の「通院特約」はいらない?通院保障の内容に要注意

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特約という形で「通院保障」を付加できる医療保険は数多くありますが、果たして医療保険に通院保障は必要か不要か。

個人的には、通常の通院保障はぶっちゃけ不要だと感じています。

もちろん保障があるに越したことはありませんが必要性は薄いかなというのが正直な所。

私であれば、通常の通院保障を付加するのであれば他の特約や特則を付加します。

入院一時金や特定疾病での長期入院保障などですね。

以前は入院しないと受けられなかった治療が、現代医療では通院で受けられるようになりました。また、国の制度が長期入院を推奨していないため必然的に「短期入院+長期通院」といったケースが増えています。

そう聞くと通院保障必要でしょ!と思われる方が多いですが、医療保険の通院保障の中身を良く知ったうえで通院特約を付加するか検討する必要があります。

通院保障の内容に注意

医療保険の通院保障は、入院しないと受け取れないことがほとんどです。大抵の医療保険が「入院後の通院を保障」「入院前後の通院を保障」といった内容で制限を設けています。

それに加えて、「入院後120日以内の通院を30日まで保障」といった内容で受け取れる日数等にも制限を設けていることがほとんど。

・入院しないと受け取れない

・「入院前〇〇日」「入院後〇〇日」まで保障

・最大保障日数が決まっている

結構制限がありますよね。

※保険会社によって条件はまちまち。

入院しない通院でも保障されるとなると、支払額が膨大になり保険料がとんでもない額になってしまうので各社制限を設けています。

大抵の保険会社が入院を条件に通院を保障するとしていますが、中には「日帰り手術後の通院も保障」としている保険会社もあります。

おすすめの通院保障

保険会社によっては、通常の通院保障とは別の通院保障を用意している場合があります。代表的なものが「がん通院特約」「ケガ(障害)特約」です。

特に、がん通院保障はおすすめ。

通常の通院保障より保障範囲が広いことがほとんどです。

「がん治療のための通院であれば支払日数無制限」など、がん保険の通院保障と変わらないレベルの手厚い保障を準備している保険会社もあります。

がんは通院が長引くケースが多いですからね。

がん通院保障を付加できる医療保険であれば検討することをおすすめします。

また、ケガ特約も中々貴重な特約の一つです。

「ケガによる通院は入院の有無にかかわらず保障」など通常の通院保障よりも受け取り条件を緩和している場合がほとんど。

ケガに関する保障を手厚く持ちたい方は、この特約も検討したほうが良いでしょう。

とはいえ、「がん通院特約」「ケガ(障害)特約」を用意していない保険会社も数多くあります。

用意があった場合のみ検討するぐらいの認識で問題ありません。

上記の特約がある保険の中から無理に選ぼうとすると選択肢が狭まりベストな選択が出来なくなる可能性があります。

今回の記事で最も伝えたいことは、「通院保障」は万能ではないということです。

医療保険に通院を付加するか検討している場合は十分注意してみて下さい。